パチンコ考 (パチンコ屋孝行?)


第2回

   経験の浅い打ち手には二つのタイプがあります。石橋を叩いても渡らない慎重派と、どんな橋でも目をつぶって渡る大胆(無謀)派の二つのタイプです。前者は大儲けできないかわりに、大損することもありません。後者は大儲けすることもありますが、いずれ大損することになります。
  パチンコでは、経験の浅い打ち手が経験豊富な打ち手やパチプロを上回る儲けを出すこともあります。
  パチプロや経験豊富な打ち手は、何度も大はまりに遭遇していて、パチンコの怖さが身にしみています。そのため、はまりの深い台への投資にはきわめて慎重になります。
  これに対して、経験の浅い打ち手は大はまりを経験しておらず、パチンコの怖さを十分理解していません。そのため、怖いもの知らずの投資を行いがちです。台が深いはまりにあっても大爆発を信じてどんどん投資していくのです。ですから、出が良い時にはパチプロ顔負けの儲けを出すことがあります。
  しかし、このような強気一点張りの投資を行っている打ち手は、必ずどこかで大はまりに遭遇し、それまでの利益をすべて失い。失意の内にパチンコ屋から去っていくことになるのです。
  パチンコにとって自信過剰は禁物です。

第1回